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個人事業・自営業者の悩み

時間が有るようで、無い個人事業主

会社員と異なり、出社していれば給料をもらえる訳では無い、個人事業主。

 

会社員の方から見ると、時間的拘束が少ないように感じますが、時間がある=仕事がない(生産的な時間ではない)ということになりますので、実は会社員以上に時間に追われます、暇だと不安感がどんどん強くなり、忙しいと顧客の時間に合わせなければいけない。

 

時間的リミットが定まっている仕事であれば、納期前の時間のなさは会社員の比ではありません。
また、スケジュールを組んで休暇を設定しても、仕事のオーダーにより常時変化し、旅行などのスケジュールも立てにくいです。

 

その点、会社員の時は有給休暇という、今考えれば物凄い優遇された制度があり、休んでいるのに給料を貰える、個人事業主では考えられない制度です。
もちろん、仕事を断る、仕事をしなければ休暇になりますが、休むイコール稼ぎがないに直結しますので、実際には自由度は会社員より少ないです。

 

従業員を抱えている場合は、ある程度大きく会社を発展させなければ、休んだ従業員の穴は自分で埋めなければならず。
風邪やインフルエンザが流行ると、休みの予定なんてまったく立てることができません。

 

組織に属さない個人事業と思われますが、顧客や従業員に板挟みになって、表に出ない組織化しているのが現状です。

 

五代続く金物屋さんの悩み

私の家は明治23年、私の曽祖父のお父さんが行商からはじめた金物屋さん、店舗と住まいは木造三階建てで、文化庁登録文化財になっている。

 

近年ホームセンターや量販店のあおりで商売は成り立っていないのが現状、四代目の父は7人兄弟の4男、景気の良い時代は男兄弟は皆、家業を手伝っていたが、長男の大失敗により会社は倒産、兄弟も分裂しそれぞれの会社を持つ事になり、その時本家に住んでいた父が本家を継ぐ事になってしまった。

 

その父も四年前に他界、私は一度結婚したものの一人息子を連れて離婚し実家に戻っては来たが、私たち親子がお世話になれるほどの売り上げもなかったため、私は勤めに出た。

 

そのため家業のことは全くわからず、父の他界後は母がなんとか店を開けている。

 

そんな時、友人の提案で、少し店の模様替えをしてみる事になり、現代風の棚などをリサイクルにだし、昔からの商品がひしめき合っていた店内をすっきりと見通しよくし、店の半分は今まで通り金物、半分は観光客のお土産にでもと、地元の杉材を使った置物や、グッズを古い木製の棚に納め、蔵に眠っていた、昔懐かしいものをディスプレーし、昭和感漂う空間にした。

 

年代によって、また男女によって反応は違うが、模様替えをしてからは、以前よりも客足が伸びてはいるものの、文化財として観光客が店に足を踏み入れるが、買い物をするわけでもなく、むやみやたらに写真を撮りまくり帰って行くだけ、店の中に足を踏み入れる方がまだましで、外から建物を写し、何も言わず立ち去る事が多い。観光パンフレットなどにも、堂々と写真入りで紹介されているので、商売をしているのにボランティアのような状態。

 

商売が成り立つようにするにはどうしたらいいのでしょう?ある観光ガイドは「この店の物は全て非売品です」と言ったらしい。私は五代目、もう少し頑張らないとと思いながらも、この家がすごく負担になってきている。

 

自営業で悩ましいこと

私はインターネットで小売りをしたり、ライティングをしたりしている。資金繰りでは特に問題はない。自分の財布だけで回していけている。
悩みはやはり収入が安定しないこと。

 

自営業だから賃金制ではなく成功報酬制になるわけだが、この場合何時間働いたからいくらもらえるという計算が成り立たない。
会社員時代の月収の10分の1ということもあったし、時給換算してみたらアルバイトより低賃金だったということもある。

 

反面、時給換算したら薬剤師よりも高いなんてこともある。今月がよかったからと言って、来月はどうなのかわからない。
そういう悩みが付き纏う。もっとも人間関係のストレスはないのだが。

 

もう一つの悩みは将来受け取れる年金が少ない。会社員の場合、厚生年金に加入できるが、自営業の場合は国民年金になる。
法人成りすれば厚生年金に加入できるが、そこまで漕ぎ着けられる確率は低い。

 

国民年金基金に加入すれば、もらう年金を増やすことができるが、あれは掛け金が高い。国民年金の付加保険料辺りが妥当か。
死ぬまで仕事を続けられれば何も困ることはないのだが、そこまで仕事があるかどうかわからない。

 

そんな将来のことなど想像がつかない。
仕事に精進して、有事に備えて実績と金を貯めておくのが精々か。

 

全てを一人でやる大変さ

個人事業主として日々何かしらの仕事に追われています。何かしらの仕事というのは個人事業主であるが故にやるべきことが様々あるということです。
現在は1人で切り盛りしています。そうなると営業活動からその他の事務処理、掃除、実作業など何でもかんでもやらなければいけません。

 

会社勤めの時は役割分担されていて自分の仕事だけを一生懸命やればよかったのに、今ではそういうわけにはいきません。
一番苦労するのは経営の事を常に考えていかなければいけないということです。経営が上手くできていなければ自分自身が食べていくこともままなりません。

 

帳簿付けなど数字が絡むところではわからないことが多く苦労しています。税理士さんに丸投げすればいいのかもしれませんが、それでは経営者として把握しておかなければいけないことまで理解できないままになってしまうので、ある程度規模が大きくなるまでは自分で頑張ろうと思っています。

 

仕事以外で大変なのが、経営者同士での繋がりです。サラリーマンを辞めたとしても業界の中での経営者同士の上下関係が今度は始まります。誘われれば断ることもできずに付き合わされます。それに伴う出費もバカになりません。下手したら平日の昼間でもそんな会合があるときもあります。

 

全部一人でやるために精神的にも抱え込むことばかりです。

 

実際の景気や雇用情勢に左右される

10年前からネット販売業をしています。古物商の資格を申請し、合同会社を名乗って活動中です。
普段から行っていることは問屋さんとのやり取り、お客さんとのやり取りです。

 

ドロップシッピングではなく、現物を仕入れて販売しているので売れなければ収益はマイナスになります。ネット販売で重要なのは商材のオリジナリティです。
ネットで仕入れられる商品をネットで売っても稼げませんでした。

 

ここ最近は雑貨など工芸品を販売したりしました。たくさんは売れませんが在庫は余らず済みました。大儲けを狙わずコツコツとやっているので儲けは少ないです。
少ないのですがマイナスになることがありません。憂慮していることは景気です。報道では上っ面しか言いません。

 

中小企業の経営者や同業者は皆声を揃えて景気が悪いと言っています。商売をしているとよく解ります。消費税のアップで日本人の財布の紐は一段階堅くなりました。
個人消費が冷えてくると我々物販業界も冷えてきます。

 

会社勤めをしている時には考えたこともないことを考えます。毎年ニュースにあがるボーナスの増減など個人事業者には関係ありません。
年末年始に売り出しをして、儲からなければ来期やっていけるかどうか解らないのです。楽しくもあり、苦しい仕事だと思っています。